シノドス:ローマで神学=司牧フォーラム开催
バチカンで行われている「シノドス第16回通常総会?第2会期」の関连行事として、10月9日(水)、2つの神学=司牧フォーラムが开催された。
これらの会议は、ローマのアウグスチノ教父学研究所(アウグスティニアーヌム)と、イエズス会本部の2ヶ所を会场に、并行して行われた。
アウグスティニアーヌムの讲堂で行われたフォーラムでは、数日前、教皇フランシスコから新枢机卿に指名されたロベルト?レポレ?トリノ大司教をはじめ、司祭や、修道女、神学?教会学の専门家らが、「共に歩む教会における司教の役割と権威」をテーマに意见を交换した。
この中では、民と同じ神の子としての尊厳のもとに、「兄弟たちの中の兄弟」として、民から离れず、教会の「中で」教会の「ために」尽くす司教像が挙げられた。
また、司教の复雑で多様な役割の中でも、特に福音を告げ、証しすることを大きな使命とし、人々と共同体のカリスマを识别しながら福音宣教に活かし、イエスのように「奉仕しながら统治する」ことが特に求められた。
会场の司教らに対し、イエスの生き方と一致できるように祈り、お役所的な问题に时间を费やさず、あらゆる虐待に口を闭ざしたり、隠蔽することがないようにとの、注文や励ましもあった。
一方、イエズス会本部の会议场では、「宣教の主体としての神の民」をテーマにフォーラムが催され、世界各地の大学で教鞭を取る圣职者と信徒たちが、様々な角度から意见を述べた。
たとえば、ドイツの神学者トーマス?シュディング氏は、エキュメニカルかつ圣书解釈的视点から宣教について语り、「イエスの弟子たちの课题は人々の信仰をコントロールすることではなく、それを可能にすることにあった」、「宣教先の共同体のどれかを排除することは12使徒の権限ではなかった。なぜならイエスの宣教は常に手を差し伸べるものだったからである」と话した。
また、同氏は、使徒圣パウロは信者たちを自分に従属させずに、キリストにおける自由を告げ知らせた、とも述べた。
イタリアの教会法学者ドナータ?ホラク氏は、共に歩む教会における権能と代表権の行使について述べつつ、いかなる改革においても、「その目的は、正しい関係と皆が兄弟姉妹と感じる共存のために、福音を信頼しうるものにするため」、改革は「自己保全や、强制、繰り返し、世の中から自分を守ることのためのものではなく、命の解放を望んだキリストのため」と话した。
同氏は、将来のシノドスの组织が、职业や、専门、地域の特徴を考虑しながら、神の民全体を代表するものとなる必要を述べると共に、権限の行使において、教会性に不可欠な条件である协议の真の意味を取り戻すことを呼びかけた。
この日行われた2つのフォーラムに続き、10月16日(水)にも、同会场で2つのフォーラムが并行开催される予定。